平成21年度 インターンシップ 


平成22年1月7日(木)1、2年生を対象にインターンシップが行われました。
インターンシップは、生徒の将来の生き方や職業、進路選択の一助になるようにとの目的でH14年度から行われている職場体験学習です。
学校行事ですが、当番期はOBが在籍する企業を中心に受け入れ先を推薦することで、そのお手伝いをしています。
お忙しい中受け入れを快諾くださった企業の皆さま、ありがとうございました。


≪インターンシップレポート≫

佐々木総合法律事務所、NTT東日本札幌病院、サッポロビール(株)、(株)ドーコン他
全5カ所の受け入れ企業に対し、1年生18名2年生22名の40名が参加しました。
男女の比率では女子が3/4と大多数を占めるのも最近の傾向か…と考えさせられます。
午前中はジョブカフェ北海道、キャリアバンク(株)で「働くことって何だろう?」「今社会に求められている人物像は?」など就職に関するセミナーが行われ、西高35期の大滝さんが、ご自身の経験談などを交えてわかりやすくお話をしてくださいました。
午後はそれぞれの訪問先に分かれての研修です。

   


   

◆NTT東日本札幌病院
 1年生2人、2年生7人が訪問しました。
まず院長の富田先生(西高10期)の講演があり、その後は施設見学です。施設見学では、病院のスタッフを体験してもらうという病院側の配慮で、全員が白衣とマスクを着用しての見学です。施設見学の後は今年大学を卒業した臨床研修1年目の先生3人とフリーディスカションがありました。医者を目指した動機から医学部受験対策や医学部時代の生活など多岐に渡って活発な質問が寄せられました。

   


   


◆ドーコン
 新札幌にある株式会社ドーコンを1年生2名、2年生3名が訪問し、建設コンサルタンツ協会の紹介がカルタになった「建コンカードゲーム」を頂いたり、特許出願中の橋梁模型や自社設計のオフィスビルを見学しました。 設計事例として札幌駅南口広場が紹介され、「地図に残るような仕事ができる会社」との説明に生徒達は感銘し、生徒達の真剣な眼差しは大学生への会社説明に慣れている担当者さえも緊張するほどでした。

      


     


◆サッポロビール
札幌ドーム6個分の広さ、その4割は緑化されているというサッポロビール北海道工場。最初に工場長からのご挨拶があった後、製造部からの発酵や企業活動についての講義、つなぎを着込んでの醸造現場作業体験、引き続いて、工場全体の見学、最後にソフトドリンクやお菓子を御馳走になりながらの質疑応答という内容の濃いものでした。最新の設備と職人の技、そして原料の生産者との深い絆から生まれる製品への製造メーカーならでは思いは、まだお酒を飲めない西高生にも十分伝わったことと思います。

   

   




◆佐々木総合法律事務所
 4名の弁護士からこの仕事についた理由、司法試験合格までの道のり、実際の業務などについてお話を伺いました。参加者に女子が多いということで、女性弁護士のお話も聞かせていただけるようにご配慮くださいました。その後裁判所に出向き、事務所所属の弁護士が担当する裁判を傍聴するという機会に恵まれました。実際の裁判でのやりとりを目の当たりにして、生徒たちも強く感じるところがあったようです。最後に佐々木弁護士からアドバイスや励ましをを受け、非常に充実した内容の研修となりました。

   

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